アドバイザー（プロジェクター）の独特な視点とは？経験談から考察

あなたは「視点が人と違う」と言われた経験はありませんか？

最近、「アドバイザーさんは違う視点で物事を見てますよね。」と言われ、10年ほど前に受けたセミナーでの出来事を思い出しました。

「ここを訪れてくれる方の中には、アドバイザーさんもいるはず。」と思い、備忘録として書きます。きっと、アドバイザーさんの自信につながるはず。
もちろん違うタイプの方も、「あるわ〜」と共感してもらえるかもしれません。

講座で発揮したアドバイザーの才能

コミュニケーションに関するセミナーを受講した際に、アドバイザーの才能では？と思ったエピソードを紹介します。

講座では、事例紹介後に「自分ならどのように対応するか」というワークショップを行いました。

ここで、シンキングタイム！

下に書かれた事例で、あなたならどう回答するか考えてみてください。

事例
あなたが担当患者さんと話をしている時に、患者さんがふと以下の言葉を口にしました。
「看護師さんが楽しいと思うことって何？」
あなたなら、どのように回答しますか？

ちなみに、事例では「あなたなら、どのように回答しますか？」という言葉はなく、患者さんの話した言葉だけが書かれていました。

では、実際の講座でみなさんがどのように回答したかお話します。

講師は、患者さん役になりきり、次々と受講生に同じ質問を投げかけました。

などなど、みんな思い思いに答えています。

私はその様子を眺めつつ、何度も事例を読みながらずっと違和感を抱えていました。
そして、順番になり同じように問われた時に、このように答えました。

「なんでですか？」

その瞬間、会場は爆笑の渦。
そりゃあ、みんな自分の楽しいことを語っている中で、いきなり違う答えがきたら「はい、変人いる～」という雰囲気になりますよねぇ。

講師から「なぜそのように答えたんですか？」と突っ込まれました。

そこで、感じていた違和感を口にしてみました。

「そもそも、人は誰かに話を聞いてもらいたいものです。しかも、病気の時に人に楽しい話を聞く余裕はないと思うのですが。」と

講師は「まさにこの回答を待っていました。」と言われました。

どうでしたか？みなさんはどのように答えましたか？

私が正解してドヤった話ではありません。
全く違う視点で回答し、爆笑されたということに注目してください。
多分、これがアドバイザーの異なる視点なのではないかと思うのです。

おそらく、私の前に回答した人たちはビルダーさんが多かったのではないでしょうか。
回答を見ると、反応しているように感じませんか？
または、原動力とスタミナが定義されていない他のタイプの可能性もありますよね。

タイプで考えると、エバリュエーターさんなら、相手をサンプリングして、アドバイザーよりも大きな視点で回答したかもしれないし、必要情報だけで判断できるイニシエーターさんなら、同じように回答したかもしれません。

私の回答が爆笑の渦を引き起こしたように、これくらい世のアドバイザーは「痛いこと言う人」「変な人」というレッテルを張られてているのではないか、と思うのです。

違う視点を持っているからこそ、アドバイスを求められてもいないのに、良かれと思って口に出してしまう・・・。相手からすれば、思ってもみない方向から一方的に言われても「何だこの人？」ってなりますよねぇ。

とくに、私のように9つの機能のうち、コミュニケーションや感情など6つが定義され、奇人変人の才能を持つ人間は、反射的に独自の考えを口に出しやすいので、残念な称号をもらいやすいと思っています。

この不健康さが取れる日が来るのかは正直分かりません。でも、不健康って分かっただけでも、同じ経験がある人に「それ、ヤバいっす」とは言えそうです。

アドバイザーは、独特な視点を持つからこそ光るのではないでしょうか。じゃなきゃ導けないはず。

共感ではなく本気で変わりたいっていう人は、ぜひアドバイザーに相談してみてください。きっと新たな気付きをくれると思います。

アドバイザーさんは、他の人と違うってことに自信を持ってください。
これからは個性の時代に入っていくし、自分の才能を磨いて待ちましょう。そもそも、アドバイザーは「沈黙のマジック」とやらで、黙っている方が目立つらしいですから。

と言いながら、最近も余計なアドバイスをして苦味を感じたアドバイザーがここにいますw
他のタイプの方たちも、生温かい目でアドバイザーを見守っていただければと存じます。（急に敬語ですけど）

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました(=ﾟωﾟ)ﾉ