【BG5Ⓡ・ヒューマンデザイン】ジャストキロンリターン直前!6番ラインの生き方を再考察

BG5

ヒューマンデザインに出会い学び始めて早5年。
ジャストキロンリターンを迎える私が、あらためて自分の社会的役割(プロファイル)について考えてみました。

そもそもラインってなんだ?

ラインとは、キャリアデザインチャート(ボディグラフ)の横にズラーっと記載された数字の小数点を指します。

小数点には1〜6までの数字があり、社会的役割(プロファイル)・特徴(ゲート)など、個人を色付けする重要な要素としてさまざまな場所に登場します。

社会的役割(プロファイル)はどうやって決まる?

社会的役割は下の図の緑丸で囲った部分のように、羅列した数字の上から1行目(E)・2行目(G)の小数点で決まります。

社会的役割には5/2と2/5・1/4と4/1のように、同じ数字でも前後が入れ替わる組み合わせもありますが、黒の小数点が前・赤の小数点が後の数字になります。

図の場合、ヒューマンデザインでは「6/2プロファイル」、BG5Ⓡでは「リーダー/自然体」となるわけです。※BG5Ⓡでは、誰でも分かりやすくするために極力数字を使いません。

各ラインを簡単に解説!

1〜6の各ラインには独自の細かな性質があります。膨大な情報ゆえ一度に説明するのは大変!
また、6/3と3/6のように、数字が前に来るか後にくるかでもニュアンスが少し変わるのですが、ここでは各ラインの代表的な性質をサラッとご紹介します。

権威者(1番)強固な基盤を築くために調査・研究に取り組む人
自然体(2番)自分の才能を自然に表現して周囲から呼び出される人
パイオニア(3番)トライ&エラーで物事に取り組み新しい変化をもたらす人
インフルエンサー(4番)親しみやすさを持ち周囲の人へ影響を与える人
メッセンジャー(5番)実践的な解決策を提示したり注目を集めたりする人
リーダー(6番)楽観的な考えを持ち模範的な立場になる人

BG5Ⓡでは数字ではなくラインを象徴する言葉を使っています。
組み合わせを見るだけでどのような役割を持っているのかが分かるので覚えやすいですよね。

6番ラインはどんな人生になるの?

社会的役割に6番ラインがあると、ほかの人とは違ってちょっと特殊な3部構成の人生を歩むことになります。
6番ラインの人生はサナギから蝶に変容する過程にもなぞらえられます。6/2、6/3、3/6、4/6と、6番を持つ人は完全な大器晩成型です。

では、6番ラインの人生はどのように進んでいくのでしょうか。

第1部 パイオニア(3番ライン)として生きる「誕生~30歳前後」

誕生〜30歳前後は、トライ&エラーで人生に挑戦する第1形態の時期です。
占星術的なサイクルでは、30歳のマイルストーン(サターンリターン)前後までを指します。

この時期は試行錯誤する3番ラインとして生きます。※なぜ、3番ラインなのかは今も不明なままです(;’∀’)
果敢に人生を探求し、絆を結んだり壊したりしながら、ソウルメイトを探しに突き動かされるとも言われています。

この時期に遭遇する出来事は、「ちょっとやっちゃいました」というレベルから、不幸を絵にかいたようなレベルまで、人によってさまざまです。
特にこの時期は、家族からの条件付けが大いに関係しており、悩みが深い方も多い印象です。個人的には、大変な経験をした人ほど叡智となっている気がします。

第2部 自分自身や人生を見つめ直す「30~50代」

30代~50代は、やりちらかした20代までの自分を癒して見つめ直す第2形態の時期です。
「屋根の上に上がる」とも表現され、占星術的なサイクルでは40歳のマイルストーン(ウラヌスオポジション)の時期を挟みます。

「★6番ラインを生きる」でも書いたように、30歳頃までにやり散らかして「ちょっと人生に疲れちゃった」と、主戦場から屋根に上がるように隠遁し、人生を高い視点から俯瞰します。
実際に、体調を崩して強制的に休息時期に入る人、哲学者のように思い悩み精神世界・スピリチュアルな道に進む人が多い印象です。(私もそうでした)
また、退職や離婚などそれまでの人生に区切りをつけ、前の経験から卒業する人もいます。

第3部 本来の自分に目覚める「50代以降」

50代以降は、羽化するように新しい自分になって屋根から降りる第3形態の時期です。
占星術的なサイクルでは、50歳のマイルストーン(キロンリターン)以降になります。

年齢的にもこの時期に、新たな人生をスタートさせたりチャレンジしたりと、人生が変化する人が多いですよね。
「私も大きく変わったけど?」という6番以外の社会的役割の人もいるでしょう。
個人的な感想としては、6番以外は前の経験をもとにステップアップするイメージですが、リーダーは第2形態までの人生を糧にしながら前の経験を確実に卒業している印象です。
また、模範的な立場になっている人が圧倒的に多いと感じます。

ただし、3/6、6/3の3番が絡んでいる人は、50代以降も「やっぱ戻ろ♪」と、屋根に登ったり降りたりを繰り返すそうですよ。

6番ラインの人生の本番は「50歳のマイルストーン(キロンリターン)」

6番ラインは、「50歳のマイルストーン(キロンリターン)」以降に2つの形態を経て培った経験や叡智をもとに、ユニークな視点と人生を軌道に乗せるための叡智を兼ね備えた「お手本(模範)」として開花します。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉がありますが、たしかに酸いも甘いも嚙み分けた経験を経ないと、薄っぺらい人間になる気がするし、模範的な立場にはなれないということでしょう。

6番ラインには、ほかに「楽観主義」というキーワードもあります。大きな苦難を乗り越えてこそ、些細な出来事も「まあ、いいじゃない」「大丈夫でしょ」というお気楽な考え方を持てるようになるわけですね。

また、社会的役割を説明する時に外せないのが「焦点」です。
ヒューマンデザインではライトアングル、ジャクスタポジションと言われているアレです。
6番ラインは、個人を超えた焦点(レフトアングル)を持っており、自分だけで人生の目的を達成できません。つまり、楽観的な考えや模範的な立場を自分だけでなく「他人にも活かせよ〜」ってことらしいです。

さらに、6番ラインをはじめ「個人を超えた焦点」の人には、カルマを始末する役目もあるとも言われています。もうやる事多すぎでしょ、6番ライン(ノД`)・゜・。

ライフワークのテーマ(インカネーションクロス)が人生のヒントを解く鍵に

もうじきキロンリターンを迎えるけど、「自分は模範的な立場になれているのだろうか」と思う人もいるはず。
とくに、方向性とアイデンティティの機能(Gセンター)が未定義の人は、どこに向かっていけばいいのか分からない、目的が見えない人も多いでしょう。

私のように、ボンヤリとキロンリターンを迎えてしまった6番ラインさんは、「ライフワークのテーマ」を見ると、自分のあるべき姿・進む道が分かります。

ライフワークのテーマとは「自分が持って生まれた人生のテーマ」です。
「魂の使命」とも呼ばれており、スピ好きならテンション上がる項目ですよね。

ヒューマンデザインの無料チャートでは、一番下の欄に記載されています。
テーマは大枠でなんと192通り!これにも社会的役割が関係するので、詳しくは768通りもあります(;’∀’)
なので、同じテーマを持つ人はほぼ皆無でしょう。
自分と同じテーマを持っている人が、ネットで解説してくれていればラッキーですが、なにせバリエーションが多いので、残念ながら無料で知るのは難しいんです。

「いや!そこを何とかタダで教えて欲しい」という人に、ちょっとだけヒントを。

ライフワークのテーマには、「クオーター」と呼ばれる誕生時期で分けられた4つのカテゴリがあり、各クオーターが持つ役割の概要が分かります。

冬~春マインドによって目的を果たす
春~夏物理的な形態によって目的を果たす
夏~秋絆によって目的を果たす
秋~冬突然変異によって目的を果たす

上記のキーワードで自分のライフワークにはどんな意味があるのか、イメージを膨らませてみてくださいね。

ライフワークのテーマは、目的を目指して生きるというよりも「いつのまにかそのような人生になっていた」というのが正解です。意思決定の戦略に従っていれば、自然とテーマのような人生になると言われています。

ですが、BG5Ⓡやヒューマンデザインの知識を知らない人でも、この年代になるとテーマに沿った生き方になっている人が多いのでとっても不思議です(゜-゜)

ジャストキロンリターン直前!私の現状は…

私は、来年いよいよジャストキロンリターンを迎えます。
変容がキーワードの6番ラインで、突然変異によって目的を果たすクオーターの生まれ
「いや、変容の突然変異ってどんだけ変わる!?」とツッコミたくなるくらい「変化」がつきまとう人生です。

40代半ばで20年以上にわたり従事した看護師を辞めました。
意思決定の戦略が感情型なので、正直看護師に戻ろうかなと考える時もありましたが、今は全く思わなくなりました。
という訳で「第2形態までの人生を卒業する」という6番ラインの生き方は、ヒューマンデザインで言われている通りだなと思っています。

じゃあ、屋根から降りられそうかと聞かれれば「今は分からない」が答えです。
この先のビジョンは見えておりません。ゆる~くBG5Ⓡに関わりながら、ご縁のあった方へセッションできたらいいなと思っております。

というのも「不確実」をキーワードに、風見鶏や風船のごとく流れに身を任せるのが私のテーマ。
アドバイザーとして招待された時に、定まらない方向性の中で「本当にこっちに行っていいんですかい?」と何度も確認しながら、確実なものを見つけて進む人生になります。

マニアックな話になりますが、私の場合は「方向」をテーマに持つ人がいると、より明確になるらしいです。「なんだ、参考にならないじゃ~ん」と思った方、スミマセン(;’∀’)
なんとも足元がおぼつかない人生の後半戦ですが、今はこれでいいみたいです。

6番ラインの人生について思うことは…

20代で早々にヒューマンデザインの情報に出会っても、答え合わせができないことが多く、6番ラインの生き方をなかなか理解できない方もいらっしゃるでしょう。
「何か6番ライン大変過ぎじゃない?」「人生の本番が先過ぎる(;゚Д゚)」と思う方もいるかもしれません。

「何でこんな人生なんだ」と嘆いている6番ラインさん、大丈夫です!
今の苦労は乗り越えられるし、後々の人生で良い方向への振れ幅が大きくなりますよ〜。
「私は大器晩成型だ!」と割り切って、ぜひこれからの人生に期待してくださいね。

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